支える NPOセミナー
NPO設立の基礎講座
NPOを設立しようかと検討中の方々向けに、NPOについての基本的なこと、設立の流れや注意点、生かし方、などについて解説しました。
当日参加された方々の間で、共通する関心事もあり意気投合、コラボレーションの種も見つけられました。
今後も実際の団体設立に向けて応援していきます。
次回は来年度の予定ですが、設立を検討したい方はいつでも個別相談に応じています。お気軽にお尋ねください。
今回の講座は・・・
日時:2017年5月13日(土)10:00~12:00
参加者:6名
講師:奈良雅美
内容:
① NPOとは
② NPO法人を取得する意味
③ 特定非営利活動分野に係る事業
④ 設立手続き
⑤ 情報公開
⑥ 認証を受けた後
参加者アンケート:
・NPOの設立について理解できたか?
よくわかった4人 だいたい分かった2人
・NPO(法人)の設立に向けて具体的な見通しがついたか
見通しがついた1人 見通しがつきそう4人 わからない1人
・NPO設立についてもっと知りたいことは?他自由記述
―税金のこと等会計のこと、(情報)公開の方法、広報、HP等
―少し知っていた内容も理解が深まって大変良い機会になった。他の団体さんと知り合えたりもするので、すごくうれしい。
以上です。
第3回自主講座企画応援プログラム
平成29年度は以下の3団体が採択されました。
・こくさいひろば芦屋
・一般社団法人 日本熊森協会
1.実施概要
目的:地域の課題解決に資する講座企画を支援することで、団体の育成を図る。
対象:あしや市民活動センター登録団体
期間:平成29年7月~平成30年3月
方法:講座企画を公募し、選考を経て3団体を採択。資金面での支援、センター職員が企画案のブラッシュアップや効果的な広報の打ち出しを通じて、より効果的な講座づくりを支援する。
応募数:6件
採択数:3件
評価方法:下記の6つの観点について、市およびセンター職員3人が5段階で評価し、評価者の合計点を比較して原則選考した。
A 本プログラムの趣旨に沿っているか
B 団体の趣旨に沿っているか
C テーマ設定の妥当性があるか
D 社会的ニーズに合致するか
E 社会的インパクトはどの程度あるか
F 費用は妥当か
一過性の性格が強いイベントの提案や、内容レベルが変わらない継続申請、受益者負担が可能な内容の申請を不採択にし、より社会公益性の高いもの、将来発展性が見込める案件を採択した。
2.支援内容
「企画運営のアドバイス」、「広報支援」、「資金支援」から応募団体が選択
① 企画運営のアドバイス:「支援シート」昨年度と同様のシートで課題を視覚化し共有しながら進めた。団体ごとに面談、話合いの内容をもとに支援シートを作成。企画の立て方、スケジュール、ポイントを確認した。
「講座実施報告書」講座終了後に報告書を提出してもらい、講座を今後につなげる視点で振り返りを行った。
② 広報支援:ちらしのデザイン、広報の方法、ニュースリリースの出し方などの具体的な助言を行うとともに、「広報あしや」に掲載を依頼、ウェブサイト(リードあしや、ボランタリープラザ)に掲載した。団体のもっているネットワーク、CRM(顧客マネジメント)に基づき広報戦略を立てるようアドバイスした。
③ 資金支援(助成金):1団体あたり3万円を助成。講師料、材料費などに充てられた。
3.各団体の講座
団体名 |
日程 |
講座名 |
参加者数 |
AC31期同期会南京玉すだれ「ひまわり会」 |
11/21-2/6 |
「南京玉すだれ」を楽しもう |
9名 (修了7名) |
こくさいひろば芦屋 |
2/17-3/17 |
にほんご支援者養成講座 全5回 |
35名 |
一財)日本熊森協会 |
3/24 |
クマのすむ豊かな森を未来へ |
40名 |
4.振り返り
【全体】いずれの講座も定員を超えるほどの参加希望があり参加人数の面では目標を達成したといえる。ただ、講座後の出口については十分設計されていない問題も見られた。
【AC31期同期会南京玉すだれ「ひまわり会」】・講座の進め方、メンバーの受け入れ方などが素晴らしかった。AC修了生に限るというメンバーシップのルールを崩すことが結果できなかったため、本講座の修了生のフォローが問題になった。別途新たなグループを立ち上げて、既存グループのメンバーも参加する形で発足することになる見込み。新たな動きへつなげることができた。
【こくさいひろば芦屋】これまでで最も長期間の講座企画となり、参加者が集まるか危ぶまれたが広報が功を奏し、結果当初の募集人数を上回った。講座の目的と実際の内容については若干のずれがあったが、おおむね新たなボランティアを育成する。
【一財)日本熊森協会】参加人数は集まったものの、一般7名を除くとすべて会員であった。講演会をきっかけに入会者を増やすという当初の目的の到達はできなかったが、広報戦略の組み立て方を学ぶことができた。歴史がありメンバーも多い団体だが、ターゲット層が明確になっていないこと、ITCでの広報が遅れたことなどもあり、目的の対象にアプローチしにくかった。今後、組織全体として広報戦略を練り直す。
5.今後について
本事業は予定通り3年で終了する。登録団体対象の企画講座支援としては一定の役割を果たしたと考える。講座の企画の組み立てやその参加者を集める広報の問題だけでなく、組織がどのように何のために事業を進めるのか、それを誰が担うのかを明確にして、事業サイクルを回すことができているかがカギになる。今後は個別の相談対応で支援していく。
Facebook活用講座
●日時:2018年2月3日(土)
●講師:ピクトロン・プランニング 代表 杉山敦氏
●参加者数:11名
●目的:ボランティアグループ、NPOがソーシャルメディアを団体の活動に効果的に生かすための知識とノウハウを学ぶ
●内容:
・Facebookのルーツから知る特徴
・コミュニティツールとしての使い方
・広報ツールとしてFacebookを使う ほか
ボランティアの受け入れ方講座
ボランティアをどのように受け入れられれば、豊かな施設・組織になるのかを学ぶ講座でした。
ボランティア受け入れの具体的な手順やポイントを確認し、モデル事例や参加者の事例を検討し、コーディネーションの肝をお話ししました。
来年度も実施します。
日 時:2018年2月22日(木)14:00~16:00
参加者:6名
内 容:
①ボランティアが参加する意味
②ボランティアマネジメントのポイント
③ボランティア受け入れの具体的な手順(流れ)
④ボランティア受け入れの事例検討
アンケート結果(回収6件):
①講座の内容
よく理解できた5名 だいたい理解できた 1名 あまり理解できなかった0名
②講座の時間
ちょうどよい6名 もっと短い方が良い 0名 もっと長い方が良い0名
③ボランティアの受け入れについて知りたいこと(自由記述)
・今回いただいたフォーマットを参考に、色々なことを整理していきたいと思います。その過程で、悩んだ時は相談させてください。
・具体的にボランティア団体が知りたい。
・アンケート作り、また相談に乗ってください。感謝状もどうしたものか。
④本センターに期待したい支援や要望
・毎月定期的に来てくださるボランティア(音楽や歌)などをご紹介いただけたらと思います。
・タイムリーなセミナー。ありがとうございました。
交流の輪をひろげる地域課題解決のためのIT活用講座
実施日:平成30年3月3日(土)18:00-20:30
目 的:参加者の所属団体のイベント、講座の集客力アップにつなげることと「ためまっぷ」アプリの普及
参加者:30人(主に30~40代女性、50〜60代アクティブシニア)
内容について:
(1) 対象:市民団体運営者、これから市民団体を立ち上げようとしている人
(3) 内容:参加費 無料
ITの専門家をゲストに招き、初級~中級レベルのIT活用方法を講義いただくことにより、紙ベースのチラシ、口コミのみでイベントの広報をしている市民団体にITによる広報の方法を身に付けていただく。
第1部:講演:松村 氏(コミュニティリンク)
(フェイスブック広告、アクセス解析)
第2部:講演:清水 氏(ためまっぷプロジェクト)
(ためまっぷアプリの利用方法)
はじめの一歩助成
1月28日(日) ホテル竹園芦屋にて報告会を催しました
・茶屋之町自治会プレゼンテーション
・こくさいひろば芦屋プレゼンテーション