2025年度トヨタ財団 研究助成プログラム(~6/6)

テーマ:「つながりがデザインする未来の社会システム」

トヨタ財団の研究助成プログラム「つながりがデザインする未来の社会システム」では、人と人、人と自然、人とモノ・技術といった様々な関係性(つながり)を意識して社会課題に取り組もうとする意欲的な研究プロジェクトを募集しています。これは、私たちが豊かに調和した世界の実現を目指すためには、既存の社会システムを根本から問い直し、「つながり」の視点から未来を描く必要があるのではないかと考えるからです。

評価においては、学際性と研究参画者の多様性、国際性、そして研究成果の社会へのインパクトを重視します。ともすれば、学術界への貢献のみで満足しがちな従来の研究活動を超えて、社会システムの変革を促すような強い姿勢で社会課題に向き合うプロジェクトを求めています。既存の価値に縛られない自由な発想で、大胆に世界に向けて挑戦するような研究者を本助成プログラムでは支援します。

助成概要

詳細につきましては「募集要項」をご覧ください。

助成テーマ 「つながりがデザインする未来の社会システム」
予算 助成総額 6,000 万円(1 件あたり上限 800 万円/2 年間)
助成期間 2年間(2025年11月1日~2027年10月31日まで)
要件 ・代表者の年齢は 45 歳以下(助成開始時)
・代表者の主たる居住地は日本国内
・2名以上の共同研究プロジェクト
・国籍・経歴不問
応募期間 2025年4月1日(火)から6月6日(金)15時(日本時間)まで
助成の決定

外部有識者により構成される選考委員会で選考を行った上で、2025年秋に開催される理事会で決定予定

 

応募について

上記に掲載した「助成概要」に加え、下記の「選考委員長選後評」「助成対象一覧」などをご参照の上、募集要項、企画書見本等をダウンロードして、応募エントリーよりお申し込みください。

形式 項目 備考
PDF 2025年度募集要項このリンクは別ウィンドウで開きます  
PDF 基本情報サンプルこのリンクは別ウィンドウで開きます 実際の基本情報はエントリー後、Webフォームに直接入力となります。
PDF 2025年度企画書サンプルこのリンクは別ウィンドウで開きます 実際の企画書はエントリー後の案内に従ってダウンロードしてください。

以下の「応募エントリー」からエントリーしてください。

【事前相談】応募にあたって、当財団の担当プログラムオフィサーに事前相談をすることができます。ご希望の⽅は、コンセプトノート(書式⾃由A4, 1-2 枚程度)をご⽤意の上、メールにてお問合せください。事前相談は、2025年5⽉23⽇(金)までとします。期日近くになると相談が立て込みお受けできない場合があるのでご注意ください。

※下記は2024年度の情報です。

選考委員長選後評

ご応募いただいた内容および助成対象となったプロジェクトについて、選考委員長がコメントを述べています。本年度の応募の参考となりますので、ぜひご一読ください。なお、これ以前のものに関しましては年次報告書をご覧ください。

助成対象一覧

2024年度の助成対象となったプロジェクトの一覧です。応募する際の参考としてぜひご覧ください。

 

 

参考資料

応募する際の参考としてぜひご覧ください。

関連ワークショップ

<研究×先端合同合宿 in 鳴子温泉「『つながり』から考える未来社会」ワークショップ>

2024年6月13日~14日に助成対象者によるワークショップを宮城県大崎市鳴子温泉で開催しました。
トヨタ財団では、助成事業の一環として助成対象者同士の交流・議論の場づくりに取り組んできました。今回は、研究助成プログラム「つながりがデザインする未来の社会システム」と特定課題「先端技術と共創する新たな人間社会」の1泊二日の合同合宿を企画。2日目は、「『つながり』から考える未来社会」をテーマに、研究・先端それぞれの助成プログラムの趣旨や、描く未来社会について議論しました。そのワークショップでは、それぞれの助成プログラムの特徴をいかし、発表者とコメンテーターを、一見するとつながりがないような組み合わせにしました。世界は網の目のようにつながっています。「つながり」とは何か? 領域・分野を超えて互いに認め議論することから、問うべき社会課題や未来について考えました。
当日の様子は、以下よりご覧いただけます。